イネの基礎 - 染色体 - FISH
Chromosome FISH
(Fluorescence in situ hybridization)
Pachytene bivalents の解析は可能ではあったが、簡便には用いられず、また体細胞染色体では、小型ゆえに他の生物のようにG-bandingやC-bandingの技法が適用できなかった。 1980年代の後半からは、これらを克服するためFukui et al. により画像解析が試みられた。さらに90年代は、FISHによる染色体物理地図の作成や(図5)、異種ゲノムの染め分けなどが試みられている。
図5:FISHによる第1、第4染色体上へのYACクローンの位置づけ
(原図:近江戸伸子)