孵化率/生存率情報一覧

Inbred strains | MT系

2014年7月8日現在

Inbred strains

系統ID 系統名 世代数 受精率 孵化率 一ヶ月後
生存率
二ヶ月後
生存率
飼育し易さ 飼育について
IB176 HNI-II F76 19% 91% 32% 24% C 第2次性徴が遅く(最初は全部♀に見える)、採卵時期も遅い(採卵までに6か月以上)
身体が曲がったりウロコがはがれる個体有り
XX♂の出る頻度が高い
音に敏感で餌を与える音でもパニックになりタンクから飛び出すことがあるので要注意
背光性が強く新しいタンクだと下からの光に反応して逆さに泳ぐことがある
下からの光を遮断して上からのみにする方が良い
IB178 HdrR-II1 F84 53% 83% 63% 51% B age5~6ヶ月ぐらいから背骨の変形が多く見られる そのほとんどが下向きに『くの字』の形になる変形
age5~6ヶ月頃は産卵のピーク時期と重なるが受精率はそれ程悪くなく採卵数、孵化率、生存率も悪くないので背骨の変形の影響はあまり感じられない
人なつっこくあまりパニックにならないのでより育て易い
IB833 Kaga F37 22% 72% 30% 23% C 稚魚の生存率が30%と低く 育てにくさを感じるが、産卵数が多いので 数をとることで補える
生まれてくる稚魚はあまり丈夫な感じがない 尾が上向きの奇形が生まれる場合がある 生き残った稚魚はしっかりしている
IB188 HO5 F101 73% 59% 56% 50% A ベースがヒメダカなので産卵数も多い
受精率(73%)孵化率(59%)生存率(56%)と悪くないので育てにくさはほとんどない
ただ、たまにmassで飼っているタンクで♂が集団で死亡する場合がある 原因は不明
そのため 数多く稚魚を確保しておく方が安全
IB185 HB11A F98 48% 91% 39% 34% B 近交系黒メダカの中では、受精率が良い方なので一番育てやすい
ペアをうまく選ぶと卵をとてもよく産み、産んでいる時期もわりと長い
ただ、時々性比が♂に偏りることがあり、次世代を継ぐときには注意が必要
ageが進むとタンクの底の方にいることが多い タンクの底にたまった藻などの陰にかくれていることが多い また、ageが、1年以上になると、銀色色素が、徐々に消えていく個体が現れる
だいたいが、腹部の銀色色素が、欠損したようになっていき、個体によってはえらぶたの銀色色素も欠損するものもある。いわゆる老化によるものか?
IB186 Hi3E F50 45% 55% 32%   C アルビノのため少し弱い感じがする 特に♀の寿命が短いように思う
♀は5~6ヶ月の産卵ピーク時にはわりと多くの卵をつけるが 産卵ピーク時を過ぎると、わりとすぐに死亡してしまうので、卵を産みだしたら確実に採卵する必要がある
IB182 HNCMH2 F65 46% 63% 15%   C 近交系ブチメダカ
産卵時期にむらがあり、産卵時期を逃さない様にしなければいけない
産卵する卵の数はわりと多めではあるが、稚魚の生存率が低いので、十分な数をとる必要がある
IB180 HO4C F113 58% 95% 71% 65% A もともとヒメダカなので 産卵数は多い
生存率も高いので育てやすい
ただし、毎世代ではないが、XX♂が出る時があるので DMYチェックは必ず行う方が良い
IB183 HSOK F4 58%       B A程ではないが採卵期間は長い、しかし一回での採卵の数もAよりは劣る
IB184 HB32D F102 80% 65% 27%   C 非常に卵を産む期間が短いので 採卵時期を逃してはいけない
成魚の生存率が低い傾向にある

近交系メダカの飼い易い順 A;HO5、HO4C B;Hd-rR-Ⅱ、HB11A、HSOK C;HNI-Ⅱ、kaga、Hi3E、HNCMH2、HB32D、HB32C

飼育し易さ

A: わりと採卵時期を気にせず一回での採卵数が多いもの

B: A程ではないが採卵期間は長い しかし一回での採卵の数はAよりは劣る

C: 採卵時期、稚魚の飼育にかなり制限がおり、簡単に増やす事は出来ない

MT系

系統ID 系統名 世代数 受精率 孵化率 一ヶ月後
生存率
二ヶ月後
生存率
飼育し易さ 飼育について
MT830 Cab   81% 96% 78% 53% AA もっとも飼育し易いメダカ (2か月生存率が悪かったのは密度が高かったため)
MT827 T5   71% 74% 73% 69% B massでいつも産卵するとは限らない 数ペアにする等少し調整が必要
MT828 Qurt   77% 88% 44% 40% B 採卵時期は長めで、採卵の数も多め
WS339 K-Kaga   34% 91% 40% 40% B 採卵時期は長めだが、未受精卵が特に多いタイプ
MT829 Quintet   77% 63% 30% 26% B 産卵時期が長いため生存率が悪くても増やしやすい
MT827 ST-V   31% 85% 52% 43% C 育てにくい XX♂がでるためタイピングが必要
MT837 d-rR/TOKYO   97% 97% 66% 66% A Cabの次に飼いやすいメダカ
MT959 suke-suke   75% 77% 37% 27% B massでいつも産卵するとは限らない 数ペアにする等少し調整が必要
MT112 ST-II(b)   58% 71% 63% 46% C 育てにくい 産卵時期が短い
MT117 ST-III   70% 90% 11% 10% C 育てにくい 産卵時期が短い

飼い易い順 Qurt>SukeSuke、T5>Quintet>ST-II、ST-III、ST-V (透明メダカは年をとるのが早く、背骨がまがりやすい)

飼育し易さ

A: わりと採卵時期を気にせず一回での採卵数が多いもの

B: A程ではないが採卵期間は長い しかし一回での採卵の数はAよりは劣る

C: 採卵時期、稚魚の飼育にかなり制限がおり、簡単に増やす事は出来ない

/medaka